「業績給・歩合給にしてくれ」と従業員に迫られる経営者

~東京も朝から雨です。
 ところで、天気予報のマーク、「晴れ」「曇り」は天気そのものを表しています。
 しかし、「雨」のマークは、天気そのものではなく「傘」のマークです。
 なぜでしょう?ちょっと気になっている謎です~

 


従業員の中には、この不況時にも優秀な成績を上げる者もいます。
この優秀な従業員、こころの中では経営者に対して
「頑張っているから、もっと待遇を良くしてくれないかなあ」と思っていることがあります。


優秀な従業員なかには、経営者に直談判する者も出てきたりします。
「もっと、給料を上げてほしい。そうでないと、ライバル会社に行く」なんていう調子で。


経営者にとって、頭が痛い話です。
給料をアップすれば、資金繰りが更に苦しくなる。
給料をアップするのを断り、優秀な従業員に辞められたら、売上を落ち、これも資金繰りが苦しくなる。


実は業績給や歩合給にすると、従業員にとってもちろんメリットはありますが、デメリットもあります。
経営者はそのデメリットを盾にして、優秀な従業員を交渉してみたらどうでしょうか?


それは、住民税の課税タイミングの話です。
住民税は、前年度の所得をもとに決定されます。
よって、業績給・歩合給にして、手取りが一定、もしくは増え続ける場合は問題はありません。
問題なのは、業績給・歩合給にして、給料が上がって、その翌年度給料が下がった場合です。
住民税は、前年度の高い給料で計算され課税されるますので、その翌年、給料が下がれば、その従業員の手取りはかなり減ります。
このような従業員は、業績給・歩合給のときに気前よく出費して、貯金してなければ、たちまち生活苦に陥ってしまいます。


経営者が優秀な従業員が業績給・歩合給にしてくれと迫られた場合、上記のデメリットを交渉材料の1つにしてみるのはどうでしょうか?

 

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Profile

高橋洋臣(たかはし ひろおみ)

フロンティア総合研究所所長。

1973年群馬県高崎市生まれ。

群馬県立高崎高等学校卒業。

明治大学政治経済学部経済学科卒業後、2000年10月、中央監査法人の業務開発本部に入所。
 

平成17年10月にフロンティア総合研究所を設立。所長に就任。

 

趣味は月1回、観劇かLiveに行くこと。

観劇では、特に歌舞伎が気に入っている。派手で殺陣がある演目(例えば「蘭平物狂」)が好み。

Liveはロックが中心だが、クラシック、タップダンスとジャンルを問わずに行くようにしている。Liveでの醍醐味は演奏者が出す気迫。

 

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